2007年 08月 30日
昔話~「玉手箱」の理由~
(↑)もう10年以上前になりますが、
みーみが幼稚園に通い始めてお弁当を作り始めた頃に描いていたノートです。
最初は献立だけ書いていたのですが、そのうち絵を描くようになり、
みーみがもらってくるお弁当シール(食べ終わると、先生が手作りのシールを
お弁当箱のふたに貼ってくれるのです)も貼るようになりました。
主人の分も作っていたので、
おかずの残りを詰めた自分の分も時々作ってお昼に食べていたのですが、
不思議なことに食べてしまうと
どこに・何を・どう詰めていたのかを忘れてしまうので、
午前中にノートを描くのが日課になりました。
(今、ブログを書いているのと、同じですね)
・・・みーみの幼稚園選びをしている頃におばあちゃんの具合が悪くなり、
入院~転院~退院~自宅療養と落ち着かない時期がしばらく続きました。
みーみを私の実家に預けた後、幼稚園入園前にしばらくみーみを保育所に通わせ、
みーみが幼稚園に入ると同時にりんごも保育所に通うことになりました。
・・・朝、二人を自転車の前と後ろに乗せて保育所と幼稚園に送り、
幼稚園のバスで帰って来たみーみを後ろに乗せて
夕方また保育所にりんごを迎えに行く。・・・
一日終えると、夜にはもう、ぐったり。好きな絵を描く気力もなく、本を読む気にもならない。
そんな日々を送っていた頃の、唯一の楽しみがこのお弁当のノートを描くことでした。
またお弁当を作る生活が始まって、時々やる気をなくしそうになる時には
このノートを見て、自分に気合を入れています。
「あれだけ大変だった頃に、これだけ作っていたんだから!!」
開く度、あの頃に戻って行けるタイムマシン=だから、「玉手箱」。
このブログも、いつか同じようになって欲しいと思い、このタイトルを付けてみました。
by rikako-higuchi
| 2007-08-30 11:33
| お弁当プレイバック